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釣りアドバイス

アオリイカとは?

アオリイカの写真

アオリイカはイカの王様と言われるほど美味しく、少し長い間噛んでいるとトロリと溶けて甘味が増し、本当に美味しいイカです。肉質は固く甘みがあり、国産のイカとしては最高水準。一番の食べ方は わさび醤油に漬けて食べる刺身が良いですが、他のいろいろな食べ方をしても美味しいです。内臓のキモも醤油に溶かして食すれば、また違った味わいが堪能出来ます。

アオリイカはハワイ以西の西太平洋からインド洋の熱帯・温帯域に広く分布し、日本では北海道石狩湾より南の本州から九州・沖縄の、太平洋から日本海の外洋に面した磯や波止場、また筏などでよく釣れます。
シーズンにはアオリイカ専用の船を出している船宿もあります。

釣り場

アオリイカは漢字では障泥烏賊と書きます。ひれの色や形が障泥(あおり)と呼ばれる、馬の胴体に巻く泥よけの馬具に似ているからです。地方によってはその姿かたちから、ミズイカ,バショウイカ,沖縄ではシルイチャーと呼ばれています。英語では「Bigfin Reef Squid」と呼ばれているそうです。

アオリイカ釣り豆知識

アジに食いつく様子

アオリイカは成長が早く、6月頃に産まれた新子と呼ばれる稚イカが9月の早生ミカンが市場に売り出される頃から釣られ始められます。

ヤリイカ科の特徴としてオスはメスより大きくなる傾向があり、生後1年でオスは2kg、メスは1.5kgに成長し、大きな物は胴長45cm重さ3kg以上にもなり、その多くは6月頃、卵を藻などに産み付けて死んでしまうようであります。なかには死なずに3kg以上の大物に成るものもあり、一年中釣る事が出来ます。

シーズン開始は新子が釣り始められる9月頃から12月頃までで、この時期のサイズは350gから1kg位ですがー番数が多く釣れます。年明け1月頃からは数は少なくなりますが成長した大物が釣れ、ベストシーズンは5月・6月の産卵期で2〜3kg以上の大物がとなります。

エギング釣り

アオリイカは比較的浅い岩礁の周りや、海溝・防波堤・磯などの近くに小群れで回遊しています。アオリイカは夜行性ですので特に日の出前や日没後が最も活動する良時合でありますが、曇りの日や深場では日中でもエサを追って来ます。夜釣りでは新月より満月が良く、月明かりがあれば一晩中釣れる事もあります。

潮は小潮か中潮回りで潮の動き始めが最高です。潮の流れが早い時や満ち止まりは、あまりアタリが期待できません。潮が下げる時よりも、干潮から満潮へ潮が満ちて来る時の方が食いが良くなります。
ベタなぎであれば水面まで上がってくることが多いですが、逆にうねりが大きい時は底に潜る傾向があります。又、水温が急に下がった時や、海水が濁っている時は食いが悪いです。

アオリイカと小アジ

アオリイカ釣りには

●生きた小アジ等を泳がせて捕食に来たイカに、後からヤエンというカケ針を送り込む「ヤエン釣り」
●生きた小アジ等にイカを引っ掛けるカケ針を仕掛ける「ウキ釣り」
●餌木(エギ)という疑似餌による「エギング」

の3種類があります。
中でも活きた小アジを泳がせるヤエン釣りは、他の2つの方法より数倍イカのアタリが多いですが、ヤエンの投入タイミングとヤエンを掛けるコツが大変難しく、取り込みが上手になるにはそれ相当の経験と技術が必要となり、この難しさ・奥の深さが釣りの面白さとして、多く方をとりこにしています。

食べ方豆知識

アオリイカ刺身

アオリイカはやわらかくて身も厚いので、刺身にすると甘味とうまみを存分に味わうことができます。イカの量が少ないときは、練りウニを酒でのばしてイカの身に塗って、さっと火であぶれば、小付けにぴったりです。また、足や耳は皮をむいてたたきにして薬味を添えるか、納豆や大根おろしなどとあえてもなかなかの味になります。

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